書籍『ダテ式おえかき塾90日間で変わる画力向上講座』の3日目ということで、本日は、私が一番今まで描いてきた”斜め顔”のイラストを学びました。
アニメや漫画キャラの模写をしていると斜めの顔が多く、なじみ深いのですが、模写ならともかく、オリジナルで描くとバランスがいつも崩れてしまい、納得いくイラストが描けませんでした。
今回、そんな自分から少し脱却できた気がします。
ということで、
本日の学び
・やはり、ガイドがあるとバランスが取れる
・ここでも後頭部の長さが大事
・眉と目のズレを作ることで脱平面的な顔
順に説明していきます。
やはり、ガイドがあるとバランスが取れる
本日のイラストを見ていただくとわかると思いますが、過去2回と比べて、かなりガイドの量が増えた気がします。顔中バッテンだらけです。
ただ、これがあると迷わないです。
まだまだ、ガイドの位置関係が身についていませんが、書籍を参考にガイドを描いていれば、ほんとストレスなくパーツを書き込めます。
なんでもそうですね。段取り8割とか、急がば回れとか、初めに苦労していれば後は楽だということがわかりましたし、描き終わった後、離して見ても私的には違和感が少なく感じました。
正直、これが泣けるほど嬉しいです。
冒頭でも記載したように、そもそもオリジナル作品では、バランスぐちゃぐちゃだし、模写にしても、何回も何回も原画と見比べて、位置関係を把握して描いては消し、描いては消しで完成させていました。(←ここに共感される方も多いのではないでしょうか?)
今回、ガイドに沿ってパーツを入れるだけで、書き直しをすることなく、自分的1発OKが出ました。
はやく実線を引かなくても、線が見えるようになりたいものです。
2.ここでも後頭部の長さが大事
斜めの顔、特にアオリ(下から見上げるアングル)を描くときに、頭部は円ではなく、頭頂部が若干平らでなだらかになるということが衝撃でした。(わかる人にしかわかりませんが、コブダイ!?ってなるぐらいの頭部です。)
どうしても頭部は円という先入観があるのですが、確かに昨日も触れた頭蓋骨の形って、奥に長いため、斜めから見ると側面の割合が多くなりますよね。
だから、平らでなだらかになるというのは理屈ではわかりました。ただ、実際のサンプル画像を見ても半信半疑というのが正直な感想でした。
なので、実際にさらっと書いて、モデル”かーちゃん”の髪の毛をつけてみたところ
あら不思議、違和感がなくなりました。(下の本日の絵の右側を参照ください。)
学ぶことがなく、模写をつづけていても気づかなかった気がします。
眉と目にズレを作ることで脱平面的な顔
最後は、眉と目にズレを作ることによって高低差が表現できるという点です。
大体今までは、目の真上にほぼ、同じ幅で眉を描くとかしており、あまり位置関係を意識していませんでした。ただ、実際我々の顔は眉の方が目より前に出ており、高低差が出来ています。
この高低差をイラストでは眉を目より内側に描き、ずらすことで表現しているんですね!
これができれば、脱平面的な顔を描けるようになる。。。
。。。兄弟には大変、申し訳ないですが、プレゼントした色紙の眉に至っては、逆方向にずらしてしまっていました(この場合、目が飛び出た印象になるのかな?すまん。。。)。※気になる方は0日目の記事をご覧ください。
ということで、本日の学びでした。
本日のイラスト【女性の斜め顔】
今回も2回描きました。1回目(サムネ画像)は書籍を参考にキャラを模写し、2回目はモデル”かーちゃん”で再挑戦しました。右側はアオリのかーちゃんです。
髪を描くことで、平べったい頭部が自然な印象に変わりました(皆さんは、髪がなくても自然に見えたかもしれませんが)。
モデルが4人いるのに、未だにかーちゃんだけなのは、ここまできたら、かーちゃんのキャラデザみたいに、各方向から描いて見ようと思ったからです。ゲームの特典のイラスト集みたいな感じです。
ということは、他3人についても、いずれは書き直し、、、、うわぁ、、、、笑
以下に参考書籍のリンクを貼っておきますね。