【9日目】胴体の構造を考える

ダテ式おえかき塾

 徒然なるままに、本日は田んぼの虫を描いてみましたので、サムネ画像にしています。もちろん本編(練習)とは全く関係ありません。骨格の話題だったので、外骨格で構成される彼らを対比で登場させてみました。

 この虫、イネカメムシという名前なのですが、よく家に来るアオクサカメムシやクサギカメムシとは異なり、文字通り稲を食害するカメムシなんですね。非常に厄介な昆虫ですが、フォルムとしては格好良くて好きなんですよね。

 多分、今後も生き物(むし多め)でイラストを差し込んでいきます。

 さて、それでは本編『ダテ式おえかき塾90日で変わる画力向上講座』での練習9日目、今日は胴体の構造ということで、体全体イラストです。

本日の学び

・男女で骨格の形や向きが変わる
・棒人間でアタリをつける時は肩や股関節まで描く

順に振り返ります。

男女で骨格の形や向きが変わる

 7日目の学びで、男女の違いはアタリから、とあったと思いますが、
その時は男女の違いを 
 ・股関節の傾き
 ・背中のシルエット 
と振り返っていました。

 本日はそれに
 ・胸部、股関節の幅
 ・肩の幅
 ・顔の大きさ
が加わりました。

 今までかなり雑にアタリを描いてきましたが、アタリだけで、男女の違いを表現するポイントがたくさんあり、、、つまり、アタリを雑に描くなよっということで、今後気をつけていきたいと思います。

 男女の違いを意識して、アタリを描いてみたのですが、違いが伝わるでしょうか?
 骨盤の違いが、足の生え位置に反映されていないですね。ミスです。。。

 それはさておき、同じ身長で考えた場合、女性の方が大腿骨(太ももの骨)が長いんですね。あと、胸部が男性の方が広い分、それに伴い肩幅も男性の方が広いようです。

 また、顔の大きさも女性の方が小さいらしいです。中には小顔の男性もいるでしょうが、一般論として、男性の時点で、女性より顔が大きい可能性が高いということですね。

棒人間でアタリをつける時は肩や股関節まで描く

 書籍のサンプルを模写しました。アタリを太く描いているのですが、伝わるでしょうか?

 さて、アタリをつける時は、肩や股関節も描くって人によっては当たり前だと思いますが、私にとっては当たり前では、なかったんですね。背骨から腕や肩が伸びていました。。。というのは極端な事例ですが、まあ、あまり意識せずにアタリをつけていました。

 今回、まだアタリの線が胴体シルエット、例えば脚の場合、内側の線なのか、外側の線なのか、太腿とふくらはぎで変わるのか、正直よくわかっていませんが、今までのアタリの付け方が間違っていた事だけは理解できました。

本日のイラスト【走る人間(多分女性)のアタリ】

 左から、子供の頃から付き合ってきた棒人間さん
 真ん中が、学びを参考にし、肉付けをした棒人間
 最後に右が真ん中より動きを出したくて書き直した肉付けした棒人間

 。。。。動きを出すために、胸部、頭部を右にずらした右のイラストですら躍動感に欠ける。。。

 真ん中に至っては、息が切れている人ってすれば逆にそれっぽい、そのくらい胸が反ってますね。
 結局、現状付き合いの長い棒人間さんが一番躍動感ありますね(苦笑)

 今回は、構造の回だったようで、パラパラ書籍のページをめくっていると、動きについて、解説しているページもあったので、その時を楽しみに進めていきたいと思います。

それでは!

以下に参考書籍のリンクを貼っておきますね。